秋も深まり、刈払機の活躍するシーズンもそろそろ終わる頃となりました。そこで大事なのがシーズン終了後の長期保管に向けたメンテナンスです。
メンテナンスを実施しておけば、来シーズンの初日から、いつも通りの作業を軽快にすることができます。
使い終わったまま放置すると、来シーズン初日から「なんかエンジンが動かないなぁ!」なんてことになってしまいます。
長期保管メンテナンスの方法
シーズン終了時の長期保管メンテナンスは次の要領で実施してください。
・燃料タンクを空にします。同時に燃料ポンプを数回押します。
・エンジンを運転してキャブレター内の燃料を空にします - キャブレターのダイヤフラムの固着を防ぐのに有効です。
1. アイドリングでエンストするまで運転。
2. チョークをして爆発するまでスターターを引き、エンストまで運転。
3. アイドリングでエンストまで運転。
4. 2および3を数回繰り返すとチョークでちょっと長くエンジンが動きます。エンストしたら終了。完全に燃料がキャブレターからなくなっています。
・機械を丁寧に掃除します。
掃除をしながら機械の各部に摩耗や破損がないかチェックし、必要に応じて修理整備を行います(破損・摩耗した部品の交換やギアヘッドのグリスアップなど)。
・カッティングアタッチメントを取り外し、清掃点検します。 必要に応じて交換してください。
・機械を乾燥した、安全な場所に保管してください。
さらににもうひと手間として、エアーフィルター、燃料フィルター、スパークプラグの消耗品類を交換しておくことをおすすめします。